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矯正は歯並びや見た目だけじゃない?子供の心に与える影響とは?

僕は子供のうちに矯正することをオススメしています。
もちろん僕が小児歯科だから、というところもあります。

でも大人になってからのことを思うと「あーやっぱり子供の矯正って大事だな」と感じることが多いからです。

歯並びが悪いと見た目が悪いとか、噛めないというのも問題です。

しかしそれ以上に、コンプレックスが生まれることが気がかりなんです。

何で矯正が必要なの?

歯並びが悪いと

・見た目が気になる
・うまく噛めない
・発音がしにくい
・歯磨きしにくい
・虫歯や歯周病になりやすい

といったリスクがあります。

見た目とかみ合わせは簡単に想像つくでしょう。

発音のしにくさは、さ行、た行、な行、ら行に関係があります。
舌先を前歯付近に持っていって喋るわけですが、歯並びが悪いことでうまく空気が流れず、滑舌が悪い発音になってしまいます。

また歯並び悪いと汚れが溜まりやすく、しかも歯磨きしにくいというダブルパンチをくらいます。
綺麗にならない部分があるということは、虫歯や歯周病になりやすくなってしまうわけですね。

精神面にも影響

そういうわけで、歯並びは口の働きに大きな影響を与えます。

ここで気をつけて欲しいのは、単純に口元の見た目や歯の機能にばかり目を向けないで欲しいってことです。

「歯並びが心に与えるインパクト」を考えてみて欲しいんです。
要はコンプレックスですね。

例えば

・見た目が気になるから笑いたくない
・上手く噛めなくて食べる時間が遅いのが気になる
・滑舌が悪いと言われた

などなど。

もちろん気にならない子は全然気にしません。
「うるせーバカ!」ぐらいでスルーする子もたくさんいるでしょう。

でも気にする子は本当に気にします。
とっても悩むと思うんです。

そのまま中学、高校、成人と進んでいくとどうなると思いますか?
ずーっと口の劣等感を抱えたまま生きていくことになりますよね?

そうなると心の発達や成長にも影響を及ぼします。

大人になっても自身が持てる口元にするためにも、僕は子供の頃に矯正することをオススメしたいですね。
保険が使えないことがほとんどでしょうが、後々のことを考えると決して高い買い物では無いと思いますよ。

以上、矯正と心の関係のお話でした。

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