乳歯の直接覆髄はセラカルLCが便利すぎてダイカルを使わなくなった

乳歯のう蝕処置をしていると偶発的露髄がよく起きます。

それはもうほんとに多いんです。

デンタルでは歯髄に達していない透過像でも、視診で大きな穴が空いていなくても、とにかく露髄する確率が高い。

教科書にも髄角が突出しているって書いてますしね。

しかし諦めることなかれ。

乳歯の生活力は「かなり」高いです。

自発痛や打診痛が無く、露髄箇所を止血できれば高確率で直接覆髄ができると僕は考えています。

ダイカルは操作性が悪い

直覆といえばダイカル。

っていうぐらいメジャーな商品ですよね。

でもめっちゃ操作性悪くないですか?

気づいたら固まってた。

余剰分が他の箇所についてしまった。

子供の治療だと、ちょっとでもタイミングずれただけでスムーズに行かなくなっちゃいますしね。

セラカルは超便利

一方、セラカルは使いやすいです。

紙練板に出して練る必要がないですし、シリンジになってるので使いたいところにだけ使うことができます。

光照射でぱぱっと固まりますしね~。

照射時間入れて30ぐらいあれば直覆が終わるんじゃないでしょうか?

ダイカル出して練って余剰分除去して・・・ってやることを思えば超スピーディー。

それにセラカルに入ってるケイ酸カルシウム

MTAの主成分の一つですよね、これ。

歯髄の温存やデンチンブリッジの形成が期待できそうです。

実際、販売会社もそんな論文出してますしね。

レジンが入ってるので封鎖性もバッチリです。

で、セラカルの使い方はこんな感じ。

2つとも公式サイトからの引用です。

TheraCal LC as a liner in a Class II resin based composite restoration
BISCO社セラカルLC、セレクトHVエッチ、オールボンドユニバーサルを使用した臨床動画
セラカルの注意点
・湿潤状態を維持し、エアブローしない
・厚さ1mm以下で積層
・積層毎に照射20秒
公式サイトにも載っています。
ダイカルの感覚で乾燥させたり、CRのボンディングみたいに照射10秒で済ませたりしちゃダメ!

そんな良いことづく目のセラカルですが、唯一デメリット。それは

値段が高い

もう圧倒的に高い。

シリンジ1本で5000円。

1本1gなので、なんと金とほぼ同じ値段(金も1gで5000円ぐらい)

一方、ダイカルはたっぷり入って3000円。

う~ん、雲泥の差。

ま、歯には良い材料だし子供の診療時間も短縮出来るんで、少々高いけどこれからも使い続けていこうと思います。

機会があれば是非使ってみて下さい!

やみつきになる便利さですよ~。

参考リンク

ダイカル
http://www.dentsply-sankin.com/product/detail/19/

セラカル
http://www.morimura-jpn.co.jp/product/%E3%82%BB%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%ABlc/

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