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6歳前後の子供の前歯に隙間が!でも矯正せずにすきっ歯が治るかも?

子供の歯は前歯から生え変わっていくことがほとんどです。
大体6歳前後でしょうか?

「あーやっと乳歯が抜けた」

と思っていると

「生えてきた永久歯に隙間が!将来歯並びが…」

って心配に変わります。

でも大抵の場合は自然と治りますよ。

みにくいアヒルの子の時代

生えはじめの歯は「ハの字」になることが多いです。
これは専門用語で「みにくいアヒルの子の時代」と言われています。

ちょうどこの写真みたいな感じですね。


引用:Complete resorption of an impacted and inverted supernumerary tooth: Report of an unusual case

「あーこれ矯正せなあかんやつや。」
と思うかもしれませんが、そんな事はないと思います。

少なくとも小児歯科の僕はそう思います。

なぜかというと、隣の歯や犬歯が生えてくる時に歯が押されて、前歯の隙間が詰まってくるからです。
上の写真みたいに前歯に隙間が空いていても、


引用:Complete resorption of an impacted and inverted supernumerary tooth: Report of an unusual case

これぐらい隙間が詰まることが多いです。
個人差はありますが、大体8~10歳ぐらいでしょうか?

なので、生え変わった前歯の隙間に関しては様子見でいいでしょう。

ただし!
絶対とはいえません。
何事にも例外は存在します。

例えば

・前歯に余分な歯がある(過剰歯)
・唇のヒダが長い(上唇小帯)
・そもそも歯が小さい(矮小歯)
・自然には収まらないぐらい隙間が広い
・爪を噛む癖(特に縦向き)がある

などなど。

こればっかりは歯医者に行ってみないとわからないですね。
実際目で見て、レントゲンを撮って確認してもらうべきです。

矯正治療って高いですよね。
時間と体力がかかります。
しかも何万もするし。

でも絶対矯正する必要があるとも限りません。
自然と治ることも多いですよ。

気になる方は一度歯医者さんで相談してみて下さいね。

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