年末年始に歯が痛くなると、とにかく大変。
せっかくの美味しいものが食べられません。
大人ならまだ我慢できるかもしれませんが、子供で痛みが出てきたら心配になりません?
というわけで、子供の歯が痛くなった時の応急処置についてまとめました。
応急処置
冷やす
ズキズキ痛んでる時って熱くなりません?
火照ってくるというか、腫れてるというか。
なので、痛いところを冷やすと少しマシになります。
保冷剤や氷をタオルとか布でくるんで当ててみて下さい。
ちょっと大げさかもしれませんが、直接肌に当てると凍傷になるかもしれないんで。
痛み止め
冷やしてだめなら痛み止めを飲みましょう。
この時、大人の痛み止めを子供には使ってはいけません。
具体的には15歳以下ですね。
体が大きかったとしても、大人と子供では体の作りが違います。
ロキソニン等は小児にはダメです!
7.小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。引用:ロキソニン錠60mg/ロキソニン細粒10%
http://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/PDF/430574_1149019C1149_1_08.pdf
じゃあ代わりに何を使えばいいんですか?
アセトアミノフェンがいいでしょう。
子供に痛み止めを飲ませる場合、ほとんどこれです。
例えばこんなの。
15歳以下の痛み止め = アセトアミノフェン
と、覚えといて下さいね。
口をきれいにする
歯が痛い時は難しいかもしれませんが、できれば口を綺麗にするほうが良いでしょう。
磨き残しがあれば歯茎は貼れますし、虫歯の穴に食べかすが挟まれば痛みます。
うがいをするのもいいですね。
出来る範囲でいいので、お口を清潔にできるといいでしょう。
やってはいけないこと
逆にやってはいけないこともあります。
痛みが増したり、症状が悪くなってしまったりする可能性があります。
血行が良くなること
激しい運動とか長時間の入浴ですね。
血の巡りが良くなると、歯の神経を刺激します。
歯が痛い時は、のんびりしていて下さい。
硬いものや尖ったもの
食べ物にも注意が必要。
硬いものや尖ったものを食べると、それだけで歯に負担がかかります。
痛がってる時は、柔らかいものや食べやすいものを食事に出しましょう。
歯を触る
歯が痛い時は、あまり触らないほうがいいですね。
指についたバイ菌が口に入ってしまうことになります。
あるいは爪で口が傷つくことも。
なので、できるだけ痛い歯は触らないほうがいいですね。
とはいっても、子供の場合はちょっと目を離した隙に触ってしまいかねません。
大人でさえも、歯が痛いと気になりますもんね。
完全に防ぐのは難しいかもしれません。
休日診療所へ行く
どうしても無理!早くうちの子を治してくれ!
ってなる場合もあるでしょう。
普段の日曜祝日ならまだしも、年末年始となると別。
1週間ぐらい休みのところもありますしね。
となると、1日や2日我慢したところで歯医者はやってないことが多いでしょう。
そういう場合は、休日診療所のお世話になることになります。
例えば大阪や東京ではこんなの。
Googleで
「地名 休日歯科診療」
と調べれば出てくると思います。
必要なものを教えてくれますし、診療所でも受け入れ準備をしておいてもらえます。
あるいは電話口で解決策を聞き、診療所に行かなくて済む場合もありますしね。
事前連絡、大事です。
以上、年末年始の応急処置でした。
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